働き方をよく考えることが大切

介護職は、高齢化が進む日本において欠かすことのできない仕事である。人材が不足していることもあり未経験や初心者、年齢に関係なく就職することができるという点で多くの人々に人気がある仕事だ。
しかし、介護職という仕事は決して楽な仕事ではない。長く働き続けるためには、働き方を考えていかなければならない。

介護職の雇用形態は、アルバイトやパート、契約社員から正社員まで様々存在しており、同様にして勤務形態も様々存在している。介護職の勤務形態で最も多いのはシフト制である。
日中しか開所していないデイケアのような施設は異なるが、事務職のように決まった時間、決まった曜日に勤務するということは少ないだろう。おおよその場合、2交代、3交代、4交代のシフト制の勤務形態を採用していることがほとんどだ。
勤務曜日は施設ごとに異なるが、週3日勤務からフル勤務まであるほか、平日のみの仕事もある。これはどのような施設なのかによって大きく異なるので、どのような働き方をしたいのかによって選ぶことが重要である。
入所型の施設ならば、基本的に夜勤もある。夜勤の仕事は、見回りだけと思う人もいるがそのようなことはない。夕食・歯磨きの介助や排泄の補助、寝返りの介助に、状態の記録なども行うのだ。施設によっては日勤のみので働けるところもあるが、多くの場合夜勤も担当することになるので、夜勤の仕事についてよく調べておく必要があるだろう。

繰り返しになるが介護職は決して楽な仕事ではない。特に夜勤はその時間や仕事内容から給与が高いという特徴はあるが、体調不良となる人もいる。自身の健康状態と相談しながら働き方を決めることが大切だ。